わが国の慢性透析療法の現況 2007年12月末

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今年も,(社)日本透析医学会学術集会・総会[第53回](6/20?22)の慢性透析療法の現況」が配布されたようです。

早速,愛腎協さんの方でアップロードされていますので,詳しくはそちらを見ていただくとして,今年の注目は何と言っても

在宅血液透析患者が187

一気に増えました。前年から40人増は,過去最高の増加になります。

これで,全透析患者数に対して0.07%となり,構成比でも過去最高となりました。HHDがかなり周知されてきていると言うことでしょうか?

TheInternet内でも,結構「在宅血液透析」でヒットするようになってきていますしねぇ・・・

ただ問題は,夜間透析患者数が漸次,減少傾向にある点。気になりますねぇ。

高齢者の導入が多いと言うこともあるでしょうが,夜間の割り増し点数が下げられた事も一因では?

コメント

  1. zero より:

    やはり,その辺縁の方なんですね?・・・もしかして,一度TVに出られました?

    って,これじゃまるで身上調査だ ^^;

    ま,その辺はご容赦下さい。やはりパイオニアにはパイオニアたるインパクトがあって,「へぇ,スゴイ」と言う感情を持ってしまいます。

  2. kusakari より:

    タナカ様は,某(皆分かる)パイオニアの御施設の方でしょうね.

    O院長のお話では,基本的に隔日でHHDとの事でしたが?

  3. zero より:

    61歳でっしゃろ?まだまだでっせぇ!

    透析すると寿命が延びるらしいと妬まれるほど,生き抜きましょう。

    HHDを30年以上もやって来られたと言うことで,やはり他の方とは違うモノでしょうか?元気度,顔色,不定愁訴等ですが。

  4. タナカアキヨシ より:

    こんにちは、前回のコメントでHHDとHDを混同して書いてしまってすいませんでした。お恥ずかしいです。正確にはHHDが昭和50年から、HDが1968年からです。正に透析開始当時は「透析=死と隣り合わせ」の毎日でした。
    「こんなことを死ぬまで続けなきゃいかんのか」と思いました。透析治療の初期で手探り状態のなか懸命に治療してくださった先生方や技術者、看護士の方々の努力のおかげでここまでこれました。腎臓がだめでも40年は生きられるんです。みんながんばりましょう、と言って力むんではなく自然体で透析を生活の一部として溶け込ましてエンジョイしましょう。

  5. zero より:

    タナカアキヨシさん(と呼ばせていただいてもいいのか知らん),はじめまして。
    HHD歴が昭和50年からとなると!?・・・33年!!!
    HD歴が1968年から・・・えっ!もしかすると日本の最長透析歴の方だったりして?

    恐れ入りました。と言うか,透析の大先輩からのコメントを戴けるとは,感激一入です。

    うちの師長もかなり前から名古屋の方で,在宅を含めた透析患者さんを見ておられるそうですから,もしかするとご存知かも知れませんねぇ。

    と言うか,この世界ではかなり有名な方かも。

    タナカ(勝手に略)さんのころは,「透析=死と隣り合わせ」だったとお聞きしておりますので,大変ご苦労された事は想像に難くありません。

    そのおかげと言ってはなんですが,今の私たちがこうして元気でいられるのだと,感謝しております。

    > 支えてくださった(妻も含めて)方々のおかげです。

    私も,その気持ちは忘れてはならないと思っています。ありがたい。

    > 近年在宅透析を始める仲間が増えたことを聞きうれしく思います。

    患者自身は仕方ないにしろ,医療スタッフの中にも「在宅血液透析が保険適用を受けられる」という事実をご存じない方が多いのに驚かされます。それが現実のようです。

    HHDに積極的な施設や,患者さん個人の努力でHHDへの移行患者が増えていると言う状況のようです。もう少し,行政,基幹病院などが後押ししてくださると助かるのですが・・・

    > 朝目が覚めたとき全身に力がみなぎってくるのは透析のおかげでしょうか。

    そんな風に感じられる毎日って,すばらしいですね。私もそうなるためにも,元気でい続けたいです。

    また改めて,このタナカさんの記事はまとめてみたいと思います。

  6. タナカアキヨシ より:

    初めてコメントします、在宅透析は昭和50年から現在までHHDを週三回行っております。HHD暦は1968年から今年で40年目に突入しました、思えばHHDを開始したころはこんなに長く生きられるとは自分でも思っておりませんでした、現在61歳になりましが自営業をつづけております。これもひとつには
    在宅透析のおかげで、体調がよいせいだと思います。ここまでこれたのは支えてくださった(妻も含めて)方々のおかげです。
    近年在宅透析を始める仲間が増えたことを聞きうれしく思います。
    ここまで生きてこれたことは、自分では天寿をまっとうできたと思っております。朝目が覚めたとき全身に力がみなぎってくるのは透析のおかげでしょうか。

  7. zero より:

    HHDも予定されているのですから,スタッフの確保も大変ですね。恐らく中枢メンバーがHHD教育やフォローに取られるでしょうし。
    この辺の手当てを,そろそろ真剣に考えてもらわないと・・・自立と言うからにはね。

    ご老人が多いと言うのは,絶対数も多くなっていますし,人口ピラミッドから行っても,今後もこの傾向は変わらないですね。となると,患者(だけの)会では廻り切らないでしょう,きっと。

    何か,システマチックに支援できる体制が出来ると良いのですが・・・患者は透析患者だけでは無いですから,難しいか?

  8. kusakari より:

    近所の総合病院が来春夜間を止めるので、それにあわせて増床しているのですが・・・

    本当に最近は老人の導入が多いですね。

    これだけ老人比率が増えると、患者会は・・・・?