再生医療が前進するかも!

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透析患者にとって臓器移植は魅力的ですが,免疫抑制剤や生着率が気になるところです。仮に希望したとしても,すんなりドナーが見つかる訳でもなし。

そこで期待をしてしまうのが「再生医療」なんですが,どうも健常者の方に言わせると「倫理的に問題がある」のだそうです。これは主にES細胞の方なんですけどね。

で,何故ES細胞が「倫理的問題」を孕んでいるかというと,受精卵は既に生命だ!との考えからのようです。

そんな議論を一掃するような技術が生まれようとしています。それもこの日本国内で。

卵子なしで万能幹細胞 京大、マウス実験成功

の記事がそうですが,これによると受精卵は不要と言うことに。

今までから,この胚性幹細胞に対して「体性幹細胞」と呼ばれる,どの組織内にも存在する幹細胞を利用する技術は有ったのですが,量的な問題や確実性の点,なによりES細胞に比べて「地味」だと言うこともあってか,いっこうに進みませんでした。

ところが今回の発表によれば,皮膚から直接「ES細胞」を作ることが出来るのですから,これは画期的です。自分の細胞を万能細胞に変えて,そこから臓器を再生できれば・・・夢のような話です。夢で終わって欲しくない。

ところで,こういう研究は直ぐに国が保護しなければダメなんですが,日本という国は・・・というか官僚たちは,鈍感ですね。

恐らく,もたもたしている内にアメリカさんが別の切り口を見つけて特許化するでしょう。そうなれば,やはり日本人は海を渡るしかないのか・・・

アメリカの科学情報誌「Cell」に掲載された内容はこれです → http://download.cell.com/pdfs/0092-8674/PIIS0092867406009767.pdf

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