教育期間

想定されるトラブル時の対処方法を,発生頻度の高い順にまとめていますが,その内容については免責とさせて下さい。実際には,各施設の指示に従って戴く事は言うまでもありません。

空気混入

空気混入検知器作動

  • 実際に空気が混入したかどうかを確かめ,その形跡があるようであれば,施設に連絡をして指示を仰ぎましょう。
  • 空気混入の形跡が無い場合は検知器の誤作動の場合,非常に微細な空気を検知した場合が想定されます。この場合は,検知器をリセットする作業を行って,透析を再開します。

返血側からの空気混入

返血圧上昇

回路外れ

脱針

漏血

トイレ離脱

水量低下

水圧低下

停電

透析液濃度異常

水質劣化

機械的異常

  • 定期的なメンテナンスが行われていれば滅多に無い事ですが,少しでも異常を感じたら直ぐに施設へ連絡し,指示に従いましょう。
  • 間違っても,勝手な判断をしてそのまま続行する事の無い様に。

穿刺困難

ダル挿入困難

  • 挿入時に強い抵抗感じる場合はルートが間違っているので,無理をせずにダルニードルによる挿入を諦めましょう。
  • ダルニードルを通常針に替えて,ボタンホールの角度に沿いながら,穿刺します。
  • ボタンホール以外の所を穿刺する場合と違って,血管の直ぐ近くまで殆ど力を入れずに「スッ」と針が入りますので,気を付けて下さい。
  • 血管近くになると,穿刺痕で有ればそのまま抵抗を感じずに穿刺出来ますが,そうでない場合は少し抵抗があります。
  • 血管を切る際は,指先だけで強く「ピッ」と切ります。
  • 逆血を確認すれば,少しカテーテルを寝かせる方向に傾けながら,もう少し奥へ挿入します。
  • 先端が鋭利ですので,血管壁を傷つけないよう注意しながら行うのですが,あまりそろ〜りとした手技では,却って「血管を切る際の感触」が伝わりませんから,速やかに行うことが秘訣です。

ボタンホールの使用困難

  • ボタンホールが何らかの理由で使えなくなる場合が有ります。
  • その様な場合は,ボタンホール以外の場所に通常針で穿刺します。
  • 上記しました「ボタンホールへの通常針穿刺」とは違って,始めての皮膚から直接の通常針穿刺を行うことになります。
  • 新たなボタンホールを形成する場合も含めて,今まで使っていたボタンホールから20mm以上は離れた位置に穿刺する方がいいでしょう。この点は,担当の医療施設と相談して決めるべきだと思います。
  • ボタンホールへの穿刺と違って,最初から抵抗を感じますが,針で切る瞬間はやはり手早い手技の方が感触が伝わりやすく,間違いも少ないと言われています。
  • 逆血確認すれば,少しカテーテルを寝かせる方向に傾けながら,もう少し奥へ挿入します。

通常針穿刺困難

  • 無理をせずに,その日は透析を休みましょう。
  • 内出血等が有れば,しっかり押さえて内出血を止めます。
  • 担当医療機関から,穿刺についてのアドバイスを受け,場合によっては施設透析を臨時に申し込みましょう。

シャント異常


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Last-modified: 2017-04-04 (火) 20:38:08 (898d)